【医師1,901人調査】7割が常勤先を退職した”経験あり” – 退職金はいくら?

メディウェルは9月8日、「医師の退職」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2023年6月22日~30日、調査対象はメディウェルに登録している医師会員、有効回答は1,901人。

まず、常勤先を退勤した経験を聞くと、69%が「ある」と回答。退職するまでの勤続年数については、「1年以上3年未満」が25%、「3年以上5年未満」が23%、「10年以上」が20%となった。

退職時に苦労したこととしては、「勤務先・医局からの引き留め」「なかなか辞めさせてもらえない」「患者の引き継ぎ」「勤務先からのいやがらせ」などが挙げられた。

次に、退職意向を伝えたタイミングを尋ねると、「3カ月上6カ月未満」が37%で最多。次いで「6カ月以上1年未満」が20%、「2カ月以上3カ月未満」が19%、「1カ月以上2カ月未満」が12%などと続き、3カ月以上前が6割以上を占めた。

退職をスムーズにできたかとの問いには、86%が「できたと思う(どちらかといえば含む)」と回答した。

退職時に退職金を支給された割合は50%。勤続年数別の退職金額(平均)は、1年未満が25万円、1年以上3年未満が66万円、3年以上5年未満が108万円、5年以上7年未満が177万円、7年以上10年未満が302万円、10年以上が841万円となった。