こんなのアリ!? 家に“あるもんで(アルモンデ)”シェフの味! 店の美味しさが楽しめる驚きのレシピ集、発刊

学研ホールディングスのグループ会社、Gakkenは、9月5日にGakken MOOK「ビストロ・アルモンデ!」を発売した。

電気代の高騰や食品の値上げラッシュなどの影響から、最近、情報番組やWebニュースなどでよく取り上げられているキーワードが「アルモンデ」。これは、レシピどおりに作るために必要な食材を新たに買ってくるのではなく、家に「あるもので(アルモンデ)」工夫しながら料理を楽しむレシピのこと。食費の節約はもちろん、賢く買い物・賢く保存・賢く調理することで、フードロス対策にもつながるという。

本書では、名店のシェフや人気の料理家が、家にあるもので気軽に作れて、本格派のお店のような味を楽しめるレシピを提案。

使う食材は、「冷蔵庫の残り野菜」「冷凍しておいた特売肉や切り身の魚」「缶詰」「乾物」「加工肉(ハム・ベーコン・ソーセージ)」「練り物(ちくわ・はんぺん・かまぼこ)」など、比較的安価で常備しやすいものばかり。なのに、ちょっとした調理のコツや、食材の組み合わせの工夫で、絶品に仕上がるレシピを紹介する。また、自分の家にあるもので自由に作れるよう、追加トッピング例やアレンジ例もあわせて掲載。驚きのあるレシピが目白押しとなっている。

PART 1では、シェ松尾・元オーナーシェフの松尾幸造さんに教わる「家にアルモンデ! フレンチフルコース」を紹介。調味料やハーブなどを常備して、本書を参考にすれば、普段、家にあるような食材を使ってシンプルな工程でお店並みの料理を作ることができる。

PART 2は、リストランテ アクアパッツァ・オーナーシェフの日髙良実さんに教わる「家にアルモンデ! 絶品イタリアン」。ベーコンやソーセージなどの肉加工品、オイルサーディンやツナ缶などの缶詰、残った野菜など、おうちにあるものを組み合わせて作れる20品の本格的なパスタ料理とリゾットの作り方を紹介する。

PART 3は、料理研究家の上島亜紀さんの「家にアルモンデ! おうちバル」。もう一品ほしいときにレンチンや混ぜるだけの簡単調理で作れる、おうちバル風のサラダやおつまみなどのレシピを教えてもらうことができる。