「出世したくないし、成功もしたくない」20代会社員の割合は?

RESは9月12日、「RES調べ 20代会社員とシニア60代の出世感や投資に関するギャップ調査」の結果を発表した。調査期間は2023年8月16日~17日、調査対象は1都3県に在住する現役の20代会社員と60代のシニア、有効回答は400人(各200人)。

まず、会社で働いて出世・成功したいか、お金を稼いで出世・成功したいか尋ねると、「会社で働いて出世・成功したい」は60代シニア9.0%、20代会社員27.5%と、20代会社員の方が18.5ポイント高い結果に。

「お金を稼いで出世・成功したい」は60代シニア29.5%、20代会社員28.0%と、ほぼ同率で、「どちらでも出世・成功したい」も同率の26.5%。一方、「出世したくないし、成功もしたくない」は60代シニア35.0%、20代会社員18.0%と、60代シニアの方が17ポイント高かった。

次に、資産(財産)を増やしたいと思うか聞くと、「はい」は60代シニア58.0%、20代会社員75.0%と、20代会社員の方が17ポイント高いことが判明。他方、「いいえ」は60代シニア11.0%、20代会社員7.5%、「どちらでもない」は60代シニア31.0%、20代会社員15.5%となった。

また、投資にはリスクはつきものだが、それでも投資はするべきだと思うか問うと、「はい」は60代シニア31.5%、20代会社員43.5%、「いいえ」は60代シニア40.0%、20代会社員19.0%、「どちらでもない」は60代シニア28.5%、20代会社員37.5%となり、60代シニアは「リスクを冒してまで投資すべきではない」という意識が20代会社員より21ポイントも高いことがわかった。