愛知県東郷町の認定こども園で発覚した不適切保育。この園の1歳児のクラスでは保育の時間中、部屋に鍵がかけられ、カーテンも閉められている密室状態だった日があったことが分かりました。愛知県東郷町にある認定こども園「太陽わごうこども園」で、保育士4人が園児に不適切な発言をしていた問題。園を運営する法人理事長の代理人弁護士が15日に不適切保育が発覚した経緯を文書で公表しました。
1歳児クラスの部屋を施錠しカーテンも閉めて密室状態に こども…の画像はこちら >>
(園側の弁護士から送られてきた文書)「1歳児クラスの部屋の鍵が施錠され、カーテンが閉められていた」文書によると、8月10日の保育の時間中、問題の起きた1歳児のクラスでは一時、部屋に鍵がかけられ、カーテンも閉められた密室の状態になっていて、このことに園長が気付き、やめさせたということです。園は8月から9月にかけて保護者説明会を開き経緯を説明し、謝罪しました。
CBC
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(10日に行われた子ども園側の説明)「子どもの人格を否定する言葉に分類される、不適切発言に該当いたします」
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このほか、文書では不適切保育の原因として、「他の保育士に疑問を感じながらも便乗してしまった」、「職員の教育と指導が徹底されていなかった」などと指摘。関係する保育士5人はすでに自主退職していて、園は今後、再発防止策を検討しています。