小学校のスクールバス 下校児童が降りていないことに気付かず学校に戻る【新潟】

9月13日午後、村上市の小学校のスクールバスで最終降車場で降りるはずの児童が降りていないことに気付かず、学校に戻ってしまう事案が発生しました。

13日午後3時過ぎ、下校する児童を乗せた村上市の小学校のスクールバスが最終降車場に到着。

ここで降りる予定だった児童1人が車内で眠っていたため降りませんでしたが、運転手がこれに気付かず、そのまま学校に戻ってしまいました。

最終降車場で降りた他の児童が、眠っていた児童の保護者に降りなかった旨を伝え事案が発覚し、その後保護者が学校に連絡しました。

連絡を受けた教職員が学校に戻ってきたバス内を確認したところ、座席で横になって眠っている児童を発見し、保護者が迎えに来たということです。

眠っていた児童にけがや体調不良はどありませんでした。

村上市教育委員会は、児童の置き去り事案などが発生しないようスクールバスが最終降車場に到着した際、バスを停車して座席内を目視で確認するよう運行委託会社などに指示していましたが、運行を委託された会社は当時車の通りが激しく、停車が難しかったことから、目視ではなくルームミラーだけでの確認にしてしまったと説明しています。

事案を受け村上市は運行委託会社に、最終降車場所から少し離れても停車可能なスペースでバスを停め、目視の確認をするよう指示したということです。