20代男性を膝蹴りし顔を殴った傷害の疑い 17歳と18歳の男を逮捕 路上でトラブルか【新潟・佐渡市】

佐渡市内の路上で、面識のない男性の腹部を膝蹴りしたり顔面を殴ったりした疑いで、17歳と18歳の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも佐渡市に住む、高校生の男(17)と会社員の男(18)です。

9月16日午前0時50分から58分ごろまでの間、佐渡市千種の路上で、面識のない20代男性に対して、17歳の男は男性の腹部を複数回膝蹴りした上その場にひき倒し、18歳の男は拳で男性の顔面を複数回殴打してその場に転倒させた疑いが持たれています。

男性は同僚と2人で酒を飲んでいて、17歳と18歳の男はもう1人の友人も合わせて3人で酒を飲んでいて、路上で遭遇し、何かしらのトラブルが起きたということです。被害に遭った男性の同僚が「けんかで殴られて意識がない」と消防に通報したことで被害が発覚しました。

男性は、脳挫傷や頭がい骨骨折などの大けがをして佐渡市内の病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。

警察の調べに対して17歳の男は「私がしたことに間違いないので逮捕は仕方がない」と話し、18歳の男は「私がしたことに間違いありません。ただ相手も胸ぐらをつかんだりしてきたので相手も悪いと思います」などと話していますが、いずれも容疑を認めています。

警察は男2人と一緒に酒を飲んでいたもう1人の関与を調べるとともに、事件の経緯や動機を詳しく調べています。