5月まで現役ヤスリ職人として活躍!100歳の女性に記念品贈呈 元気の源は“テレビ見ながら体操”

新潟県の花角知事は敬老の日の9月18日、燕市の岡部キンさん100歳のもとを訪ね、長寿を祝いました。今年5月まで現役で働いていたという岡部さん。その元気の源は…

【花角知事】
「100歳のご長寿おめでとうございます」

花角知事と燕市の鈴木市長から長寿の祝福を受けたのは燕市の岡部キンさんです。岡部さんは1923年・大正12年5月4日生まれの100歳!なんと100歳を迎えた今年5月まで燕市の柄沢ヤスリで職人として働いていました。

【知事】
「失敗するとやり直し出来る?」

【岡部キンさん】
「いや~もうダメ」

勤続60年以上、90代ではヒット商品開発にも携わり、燕市から表彰もされたキンさん。

【岡部キンさん】
「100歳まで働こうとは思わなかったけど、結局都合によって今の社長さんも頑張ってくれなんて言われるとまさかさじを投げる訳にはいかないもので」

一度も大きな病気をせず、90代まで毎年のように米山や護摩堂山などに登っていたと言います。その元気の源は一体何でしょうか?

【岡部キンさん】
「手をあげたり広げたり楽しみ。退屈になるとその番組を見て練習するとスカッとする」

テレビを見ながら体操をすること。そして好き嫌いせず毎日3食食べることだそうです。

県によりますと65歳以上の人口は71万5000人で去年に比べ3000人減りました。減少するのは初めてでベビーブームの第1次と第2次の合間に当たったためだと見られていますが、県の人口に占める高齢者の割合は去年に比べて上昇しています。