あえて溶かして食べる…名古屋・栄『アイスの樹』の“飲むソフトクリーム” お酒後のシメとして夜メインに営業

名古屋市中区栄のナディアパーク前に2023年6月、「アイスの樹」がオープンしました。ソフトクリームをあえて“溶かして”食べる新感覚スイーツです。 お客さんが注文しているのは、袋にソフトクリームを入れた謎の食べ物です。
アイスの樹の井上さん:「袋を開ける前に、30回ぐらい冷たいですけれど、よく揉んで柔らかくしてからお飲みください。ソフトクリームとシェイクの中間、言うなれば『飲むソフトクリーム』です」 最初はソフトクリームですが、揉むことでシェイクにしてあえて柔らかく溶かして食べる新感覚のスイーツです。
客ら:「溶けたら嫌だという感じもちょっとあるんですけど、逆に溶かして食べるというのが新しいです」「普通のアイスは溶けちゃうとただの飲み物になっちゃうんですけど、これは元々飲み物なので溶けても楽しめる」「マンゴーとかだと、最初はマンゴーの形がしっかりしているんですけど、揉んでいる間にちょっと粒状になってきたりして、飲みやすくなったりとかします」 一番人気は、ストロベリーソースやクランベリーソースが入った「ベリーミルク」ですが、コーヒーゼリーとオレオが入った「オレオショコラコーヒー」や、あんこときな粉の相性が抜群の「あんきなこ」、さっぱり味の「マンゴーヨーグルト」があります。
井上さん:「他でない形というのを考えた時に、この形に落ち着きました。全国的に見てもまだ少ないと思います」 この店は、平日夕方6時から夜のみの営業としています。井上さん:「この住吉界隈は居酒屋さんが多いので、飲んだ締めに冷たい甘いモノという方が多かったので、夜をメインに営業しています。女性の方ももちろん多いのは当たり前なんですけれども、意外にびっくりしたのが、男性グループだけで来ていただくことも多いのでびっくりしています」
流行りの「夜アイス」ならぬ「夜の飲むソフトクリーム」。土日は昼間も営業しているということです。