東京・中央区のスポーツバー「サークルチェンジ」で20日、オリックス戦のパブリックビューイングが行われ、集まったファン15人が3年連続のリーグ優勝に喜びを爆発させた。
9回表、オリックス・山﨑颯一郎投手が三振におさえ、優勝を決めると、店内の観客は総立ちになり、ハイタッチ。店長でオリックスファンのYouTuberのB―モレルさんは着ていたオリックスのユニホームを脱いで振り回し、自ら「ビールかけ」をして優勝を祝福した。
モレルさんは「東京のオリックスファンは肩身の狭い思いをしていると思う。ファンと一緒に喜びを分かち合いたいと思って開いたバーなので皆と盛りあがれて感無量です!」と話した。
今後クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズが予定されているが「CSは是が非でも勝ちあがってもらいたい。日本シリーズに進んだら相手はおそらく阪神。京セラドームの1塁側の座席も阪神ファンにとられてしまうと思いますけど、勝って『オリックスここにあり』というものを示したい」と話した。
神奈川・鎌倉市の大学4年生岡本隼さんは「最初2点とられてダメかなと思っていたけど打線がつながっていって逆転。これが連覇しているチームの強さなのかと思った」と話した。
内角球に詰まりながらも右前へ勝ち越し打を放った野口智哉内野手のユニホームを着て店を訪れた大阪出身の会社員男性は「野口選手を応援していて良かった…」と目頭を熱くさせた。