【デッカ!】米よりから揚げが多い! 総重量828g、日本亭「デカ6弁当」食レポ&コンビニ比較

から揚げが白米を食べている…!?大盛り特集のために購入した日本亭『デカ6弁当』を開けると、箱の中には「から揚げ部分の面積が米よりデカい」贅沢な光景が広がっていた。

物価高が続いてコンビニやチェーン店のメニューに使われている肉が小さくなっている現代、寂しさを感じている人も多いだろう。全国の肉好きよ、この弁当は必見だ…!
○デカすぎから揚げ『デカから』を販売する”ほか弁日本亭”

今回デカ6弁当を購入した「ほか弁 日本亭」は、全国に店舗を展開する弁当チェーン店。名物は、圧巻の大きさのから揚げ『デカから』をのせた弁当だ。

店舗によってメニューは異なるものの、今回は日本亭赤羽桐ヶ丘店で最もから揚げが多くのっている『デカ6弁当』(1,290円)を購入。一体、どれほどのボリュームなんだ…?
○から揚げが飛び出す『デカ6弁当』

当日の朝に電話で予約し、12時前に受け取った『デカ6弁当』。店員さんに声をかけ「こちらですねー」と差し出された時は、”容器の隙間からデカからが飛び出している”見た目に圧倒され、5秒ほど弁当をガン見してしまった。

デカ6弁当からは、フタを開ける前から醤油と鶏出汁が混ざった幸せな香りが漂っている。空腹状態で受け取りに行ったため食欲がそそられまくり、電車で持って帰る間はある意味苦行の状態だった…。

家に持ち帰り、いよいよ噂のデカからを実食。割りばしで持ち上げてみると、かなり重いぞ…!!

それもそのはず、デカから1個の重さは95g前後。後に紹介するセブン – イレブン『からあげ棒』のから揚げ1個の約3倍の重量となっているのだ。

また、デカからが6個入った『デカ6弁当』全体の重量は828g(容器込み)。総合的に見ても、相当ボリューミーな品となっている。

身はプリプリで弾力があり、衣はしんなり柔らかな食感。出汁の旨味と鶏の脂が混ざりあい、噛むたびにじゅわっと口の中に広がっていく。

衣の塩気が効いており、から揚げ1個あたりのパンチが強烈。鶏の脂身が肉の中央部分に位置しており、外はプリっと、中はとろっとした微妙な歯ごたえの違いも楽しめた。

濃いめの味つけのため、ご飯もどんどん進む。当然ながら、ごま塩がかかった昔ながらの米と出汁が染みたから揚げはよく合うのだ。デカからが6個並んだビジュアルに「食べきれるか」どうか不安もあったが、普通に食べ終わってしまったぞ…。

なお、当初はデカからで隠れて見えなかったが、弁当の中にはしっかり付け合わせも入っている。「付け合わせを隠してでもから揚げを入れる」日本亭の肉に対する気概を感じられる盛り付けだった。
○デカからとコンビニのから揚げを比べたら、コンビニを励ましたくなった

一目見ただけで衝撃を受けたデカからだったが、比べてみないとインパクトが分かりづらいかもしれない。から揚げ3個が串に刺さったセブン – イレブンの『からあげ棒』とデカから3個を並べてみると、差がすごい…!!

セブン – イレブンの『からあげ棒』に使用されているから揚げ1個あたりの重さは、約30g。子どもと親の記念写真のような光景が生まれ、セブン – イレブンを励ましたくなってしまった。

価格もだいぶ違うため、「がっつり食べたい」ときは日本亭、「おやつやおつまみとして食べたい」ときはセブン – イレブンに走るのが良いのかもしれない。(執筆時点での値段は『デカ6弁当(赤羽桐ヶ丘店)』1,290円、からあげ棒180円)
○日本亭の『デカから』、一度は”手に持って”ほしいから揚げだ

ビジュアル的にも数値的にも超デカかった日本亭の『デカから』。巨大な見た目ながら味は繊細で、また食べたくなる優しい和出汁のひと品だった。

コンビニの唐揚げよりは入手しづらいかもしれないが、気になった人は店舗に行き、手にずっしりくる重みを感じてみてほしい。

てらこ てらこ 横浜生まれ横浜育ち。グルメと深夜ラジオを愛するNPO職員(2023年4月~)。FP2級。銃弾を防ぐ少年団と、ポケットに入るモンスターも大好き。最近の悩みはアイスの買い置きが一瞬でなくなってしまうこと。 この著者の記事一覧はこちら