「内容的には序盤から押された」…王座戦第3局 藤井七冠が終盤に大逆転 永瀬王座に勝ち八冠独占に王手

9月27日、名古屋市で行われた将棋の王座戦第3局は、藤井聡太七冠が勝利し、前人未到の八冠に王手をかけました。

名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで行われた、王座戦五番勝負の第3局は、先手の藤井聡太七冠に対して、後手の永瀬拓矢王座がリードを広げる展開でしたが終盤の一手で形勢は大逆転し、81手で藤井七冠が勝利しました。

藤井聡太七冠:
「結果は幸いしましたけど、実際内容的には序盤から押されてしまって。第4局はまずは内容をよくできるようにすることを意識して臨みたいと思います」

藤井七冠はシリーズ2勝1敗となり、王座の獲得まであと1勝、前人未到の八大タイトル独占に王手をかけました。

第4局は10月11日京都市の「ウェスティン都ホテル京都」で行われます。