monday.com(マンデードットコム)は、「生産性を高めるために、ソフトウェアやテクノロジーツールを重要視しているか」についての調査結果を9月6日に発表した。同調査は2023年2月28日~3月20日に、世界9か国のビジネスパーソン3562名を対象にインターネットにて行われた。
世界的のビジネスパーソンが最重要視するものは何かを尋ねると、最多は51%で「生産性」という結果に。次いで、「時間管理」(41%)、「スキルの向上」(38%)と続いた。
次に「経営者に求めるものは何か」と質問したところ、「生産性」を挙げた人が36%にのぼり、約4割の人が「生産性」を高めることを望んでいることが分かった。
自社が成功する上で重要視している項目を尋ねると、世界の92%のビジネスパーソンは「生産性」と回答し、次いで「時間管理」(89%)と続いた。一方、自社の成功のために「生産性」を重要視している日本のビジネスパーソンは70%、「時間管理」は68%という結果に。
「あなたの職場環境において生産性という言葉が使われるとき、個人的にはポジティブに捉えるか」との質問には、世界のビジネスパーソンのうち約80%がポジティブに捉えていた。
一方で、日本で「生産性」という言葉を「ポジティブに捉えている(どちらかというとを含む)」人の割合は62%と、他国と比較して低い数値にとどまった。
ツールが統合されていると感じている国別数値を見ると、世界のビジネスパーソンの83%が「自社のツールが統合されていると感じている」という結果に。一方、日本では73%だった。
「テクノロジーツールを統合することで週に何時間以上の業務時間が短縮できるか」を質問すると、世界中のビジネスパーソンは「週に10時間以上短縮できる」と考えていることが判明。一方、日本は5.8時間という結果となった。