「大麻入りマフィン」食べた小学生90人が病院へ搬送 露天商を殺人未遂で逮捕

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南アフリカで、90人の小学生が大麻入りのマフィンを食べ、体調不良で病院に運ばれた。マフィンを売った2人の露天商が、殺人未遂の罪に問われている。
イギリスの『BBC』とナイジェリアの『TRT Afrika』などが報じている。
南アフリカの首都プレトリアの北西にあるプラマディボゴ小学校に通う途中だった子供たちが、露天商からマフィンを買った。
しかしマフィンには大麻の成分が含まれており、子供たちの多くが吐き気、胃痛、嘔吐のため病院に運ばれた。
南アフリカの教育省によると、90人全員が近くの医療施設に送られ、87人がすでに退院し、3人の女子生徒が今も治療を受けているという。
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地元のハウテン州教育局によると、教師たちが授業中に生徒が「奇妙な行動」をとり始めたことに気づき、救急車を呼んだという。
地元警察は9月22日、露天でマフィンを売ったオフェンツェ・マルレカとアムケラニ・ニュルンガを逮捕し、殺人未遂で起訴した。
露天商のマルレカとニュルンガは「麻薬効果のある物質が混入されたマフィンを、子供たちに販売した殺人未遂容疑」で裁判所への出廷が命じられ、保釈の審問が行われるまで拘留される。
南アフリカでは、2018年から私的な場所での成人による大麻の使用と、個人消費のための大麻栽培を合法化し、大麻に関連した食の問題が頻発している。
今年に入り、南アフリカの政党、民主連合党は、8人の子供たちが露天で買った「大麻入りクッキー」を食べ入院したことを受け、露天商の審査プロセスを改善するよう求めている。
同党のスポークスマンであるクメ・ラムリホーさんは、「学校の安全対策を改善するよう州政府に働きかける」と述べた。