この時期出荷されるダイコンなどの野菜にも夏の猛暑の影響が出ています。
10月2日朝の新潟市中央卸売市場。
【記者リポート】
「きょうも競りが行われていますが、野菜全体の出荷量は例年の2割ほど少ないということで、辺りを見回してもかなり少ないです」
【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「非常に夏が暑かったということで、野菜が非常に少ない。数十年に一度の少なさだと思う」
【記者リポート】
「中でも暑さの影響を大きく受けている野菜がダイコンです」
出荷量が2割ほど減少しているというダイコンは、出荷が減ったほかの野菜と同じように価格にも影響が。
【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「価格のほうも1~2割くらい高い」
11月に入れば他県の野菜が出回り、価格も落ち着く見込みですが、現在はその見た目にも猛暑の影響が出ています。
【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「表面にシマが出るなど、水不足の影響が出ている。ただ、味も中身も変わらず、みずみずしくおいしいダイコン」
猛暑という困難を生産者の努力で乗り越え、出荷される野菜。
【新潟中央青果 早川隆行 取締役】
「(生産者が)汗水流して、苦労されて、出荷されている。できたら、そこもくみ取ってお買い上げいただければありがたい」