政令市では初の条例施行…エスカレーターで立ち止まっての利用を義務付け 名古屋で通勤客らに向け啓発活動

名古屋市では、エスカレーターを立ち止まって利用することを義務付ける条例が2023年10月から施行されていて、10月2日朝は通勤客らに向けた啓発活動が行われました。

政令市では初となるこの条例は、エスカレーターでの事故を防ぐため立ち止まっての利用を義務付けるもので、罰則はなく安全な利用を促す狙いです。

金山総合駅では2日朝、市の職員らがティッシュ配りなどを通じて、駅を行き交う通勤客らにエスカレーターで歩かないよう呼び掛けました。

40代の名古屋市民:
「(止まっている方が)後ろからのプレッシャーを受けにくくなるかなと。今日は感じなかったので」

70代の名古屋市民:
「まだ(条例が)始まったばかりだから、きちんと見ていきたい」

大きな手に「STOPしてね」と書かれたパネルを背負った「なごやか立ち止まり隊」が巡回するなど、啓発活動を続けていくとしています。