マッチングアプリで知り合った男性から現金をだまし取った罪に問われている、20歳の大学生の女の裁判が10月4日、名古屋地裁で行われました。
大学生の女は、“頂き女子りりちゃん”として活動していた女の詐欺マニュアルを購入していたとされていて、法廷で「りりちゃんが『詐欺にはならない』と言った」と語りました。
名古屋市の大学生・家田美空被告(20)は、マッチングアプリで知り合った男性2人に対し、「家賃の滞納を支払い終えたら同居できる」などとウソのメッセージを送り、現金あわせて1065万円をだまし取った罪に問われています。
この事件では、“頂き女子りりちゃん”こと渡邊真衣被告(25)が、家田被告に「詐欺マニュアル」を販売し、詐欺を手助けしたとして逮捕・起訴されています。
4日、名古屋地裁で開かれた裁判で、家田被告は「りりちゃんがネット配信で『結婚という言葉を使わず、公的な約束をしなければ詐欺にはならない』と言っていたので、最初は詐欺だと思わなかった」と話しました。
弁護士から被害者への弁償について問われると「こんな状態の私と今後、一緒にいたいと思ってくれている人がいて、お金を用意してくれる」と説明しました。
次回の裁判は11月10日に開かれ、結審する予定です。
※画像は渡邊被告のYouTubeより