食欲の秋。持ち帰り弁当の「Hotto Motto(ほっともっと)」と、定食レストランの「やよい軒」を展開するプレナスによる10月新商品発表会が開催された。新メニューの魅力を試食レポートとともにお伝えしたい。
○■ほっともっと「味噌かつ煮弁当」「たまごたっぷりミックスとじ弁当」
まずは、全国で2,443店舗を展開する(2023年9月末現在)、持ち帰り弁当の「Hotto Motto(ほっともっと)」から。手作りとできたてにこだわった、ほっとするお弁当で、働き盛りの男女の食を支えている。
「から揚弁当」や「のり弁当」などの定番商品に加え、楽しみなのが期間限定メニューだ。暑く長い夏が終わり、ようやく秋めいてきたので煮込みメニューが待ち遠しい。
10月4日(水)に登場する2つの煮込みメニューは以下の通り。
「しみうま濃厚 味噌かつ煮弁当」は、赤みそベースの特製濃厚味噌だれの旨味を染み込ませたとんかつが主役。揚げなすと小松菜の和え物に加え、目玉焼きのトッピングもうれしい。
単品でもおいしいとんかつを口に含むと、濃厚な旨味がじゅわっと広がる。オイスターソースやりんご果汁をはじめとする隠し味がいい仕事をしている。
続いて、「とんかつ・エビフライ・牛肉のたまごたっぷりミックスとじ弁当」を紹介したい。こちらは、とんかつ、エビフライ、牛肉と、人気の具材が大集合。1食に卵2個使ってふんわりとじた贅沢な品である。
醤油だれにも秘密がある。東日本では醤油の味を前面に出し、西日本では甘みを強調するなど、地域の嗜好に合わせた味つけをしている。
やよい軒の「鶏まぶし定食」で味変を楽しむ
「やよい軒(2023年8月末現在で360店舗を展開)」といえば、おかわり自由の炊きたてのごはんと、豊富な定食メニューがウリの外食チェーン店。このほど、期間限定メニューとなるこだわりの特撰シリーズ第二弾として「鶏まぶし定食(890円)」が新登場する。
「鶏まぶし」とは、名古屋名物「ひつまぶし」に発想を得て誕生した一品。徳島県産地鶏の「阿波雄鶏」を専用特性醤油だれで店内で香ばしく焼き上げ、ごはんにON。
ひつまぶし同様、食べ方のバリエーションも多彩だ。おすすめの食べ方は次の通り。そのまま味わい、追いだれで味変。続いて柚子胡椒を加え、卵黄をからめてひと口。締めには、だしをかけて、お茶漬け風に味わう、というものだ。
この鶏まぶし定食、試験販売においては女性からの圧倒的支持を得たという。さらなるボリュームを求める方向けに、「【お肉2倍】鶏まぶし定食(1,290円)」も用意される。
○■10月24日から「のり弁フェア」のり弁当が360円
10月の新メニュー発表とともに、お得な情報が公開された。ほっともっとでは10月24日(火)~10月30日(日)の7日間限定で「のり弁フェア」を実施するというものだ。看板メニューの一つでもある「のり弁当」を含む4つのメニューを最大90円引きの特別価格で購入できるのだ。
「のり弁当」通常390円が360円、「特のりタル弁当」通常500円が440円、「全部のせのり弁当」通常560円が500円、「BIG のり弁当(ナポリタン)」640円が550円といった特別価格で提供される。
いよいよ食欲の秋。「迷ったら全部食べる」の精神で、ほっともっと&やよい軒の気になるメニューは全部いただきます!
木村悦子 きむらえつこ 「ミトシロ書房」」という編集事務所を開業し、企画・編集・執筆・撮影なんでもやっている。得意ジャンルは動物園・水族館・グルメ・街ネタなど。2023年、久しぶりに著書『日本で会えるペンギン全12種パーフェクトBOOK』(上田一生先生監修、グラフィック社)刊行 この著者の記事一覧はこちら