信号待ちの原付バイクに後ろから乗用車突っ込む バイクの男性死亡 車運転の男は飲酒運転か

6日未明、名古屋市東区の交差点で、信号待ちのバイクに車が突っ込む事故があり、バイクを運転していた男性が死亡しました。車は飲酒運転とみられ、事故直後にCBCテレビが撮影した映像からは事故の痛ましさが見えてきます。
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こちらは6日午前4時ころ、CBCテレビが撮影した映像です。交差点の真ん中で火の手が上がり、そのかたわらで男性が救命措置を受けています。この男性が乗っていた原付バイクは原形をとどめていません。
CBC
警察によりますと、事故があったのは6日午前3時過ぎ、東区筒井3丁目にある交差点で、赤信号で止まっていた原付バイクに乗用車が後ろから突っ込みました。原付バイクはそのはずみで、中型トラックにも接触したということです。(矢野司記者)「原付バイクはこの辺りで赤信号を待っていたところ、後ろから来た車が突っ込んだとみられます。事故のあと、原付バイクの男性は交差点の中央付近まで飛ばされていました」バイクの男性は千種区に住む自営業、酒井洋忠さん(42)で、全身を強く打つなどし、搬送先の病院で死亡しました。一方、乗用車を運転していた男にはその場で手錠がかけられました。過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、名古屋市東区に住む中国国籍で職業不詳のジャン・ボウウエン容疑者(31)。警察の調べに対し「バイクとぶつかってしまいました」と容疑を認めていましたが、その後の調べで、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されました。(矢野司記者)「逮捕された男は、事故現場からたった100メートル先のあちらの集合住宅に住んでいました」ルールを守って赤信号を待っていた男性に、飲酒運転とみられる車が突っ込んだ事故。警察は、容疑を危険運転致死に切り替えて調べています。