中国に強気姿勢を示すアルゼンチンとインドネシア 日本も見習うべき

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日本と中国は隣国ながら、経済や安全保障、歴史認識など多くの課題を抱えている。
沖縄県石垣市の尖閣諸島では毎日のように中国海警局の船が日本の領海に侵入しているが、それに対して海上保安庁の船が強制措置に出ることはなく、完全に中国側になめられている。
他にも、中国が日本人を反スパイ法に違反したとして拘束したり、日本産海産物を全面的に輸入停止にした際も、日本政府は何かしら行動に移すわけではなく、遺憾です! 遺憾です! の遺憾ドミノだけである。
日本は遺憾砲のスペシャリストと言われても仕方がないだろう。しかし、それは何もできません、何もしませんと他国からなめられても仕方ないだろう。
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一方、アルゼンチンやインドネシアからすると、日本の対応は腰抜け以外の何物でもなかろう。
たとえば、2016年3月、アルゼンチンの沿岸警備隊は排他的経済水域(EEZ)で違法に操業した中国漁船に対し射撃し、沈没させたと発表した。船員らは救助され、死者は出なかった。
沿岸警備隊はアルゼンチン東部プエルトマドリン沖の排他的経済水域で違法に操業していた中国漁船を発見して追跡し、威嚇射撃を行ったところ、漁船が明かりを消して故意に沿岸警備隊の船に衝突しようとしてきたので、沿岸警備隊は射撃して撃沈したという。
インドネシアは2015年5月、同国の領海内で不法操業をしていたとして拿捕(だほ)した中国漁船を海上で爆破した。
自らの領海やEEZ内で断固たる姿勢と行動を示すことは国家として当然のことだが、日本の対応はアルゼンチンやインドネシアから弱腰と思われる。日本も中国に対して強気の姿勢を示す必要があろう。