全国1位の出荷量を誇るチューリップ 来春に向けて児童が球根を植栽「春に大きくなってね♪」【新潟市】

来年の春に向けて新潟市の堤防でチューリップの植栽が始まっています。11日は市内の小学生が参加し、きれいな花を咲かせるよう願いをこめながら、球根を植えました。

11日に新潟市中央区の信濃川やすらぎ堤で行われたチューリップの植栽。これは、児童や生徒に土に触れる喜びや花への愛着を育んでもらおうと毎年行われているもので、今年は市内の小中学校10校が植栽していきます。

【コーディネーター】
「ぐーっと差して”ぐりぐり”だよ」

この日は新潟市中央区の鏡淵小学校4年生が参加し、ピンクと黄色の花が咲く新潟市産の球根を植えていきました。

シャベルの柄を使って穴を掘り、球根を投入しますが…

【児童】
「そっち終わった?」
「結構”頭”が出ている…」

なかなか埋まらない大きな球根に悪戦苦闘する姿も。

【児童】
「球根の大きさとかに慣れていなかったので、穴を作るのが難しかったです。春に大きくなってねという気持ちで埋めました」

児童たちの協力で、この日は合わせて1160球の球根が植えられました。

【児童】
「土を掘るのが固かったけど、なんか楽しかったです」
「いっぱいの花畑になってほしいです」

信濃川やすらぎ堤では11月9日までに約3万2000球の球根が植えられ、来年春にチューリップが咲き誇ります。