農薬や化学肥料を使わない食材で差別化 幼稚園でオーガニック給食 遠方から通わせる保護者も

農薬や化学肥料を使わない「オーガニック給食」を取り入れた、愛知県春日井市の幼稚園で10月12日、子どもの“食”について考える講演会が行われました。春日井市の「藤山台幼稚園」では、おととしから始めた給食が、子どもたちに大人気です…この給食にはある秘密が。
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(藤山台幼稚園 水野聡子園長)「添加物の入った調味料で味を付けるのではなく、食材そのものの味のおいしさを感じてほしい」
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実はこの給食は、農薬や化学肥料を使わない有機食材で作られている「オーガニック給食」。こだわりは玄米など食材だけではありません。ドーナツ型をしたおかずは、衣をつけた車麩を油で揚げずにオーブンで焼いたもので、カロリーが控えめになるよう調理法にも工夫しています。
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(園児)「おかわり~」近くの幼稚園と比べて給食費は1.5倍ほどですが、この給食を食べさせたいからと遠くから通わせる保護者もいるそうです。
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「オーガニック給食」を毎日提供するこの幼稚園では12日。(幼児食教育研究家 永原味佳さん)「黄色い野菜は(子どもの)胃腸を整えるということを、お母さんが知っておいてください」自宅でも幼少期に安全・安心な食材を口にする大切さを知ってもらおうと、給食を監修する専門家の講演会が開かれました。
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(保護者)「普段からの食事をもっと気をつけないといけないと思った」「ご飯を食べさせるということが、すごく大切であるということを実感した」「オーガニック給食」が幼稚園で提供されるのはまだ珍しいという事ですが、「食育」のきっかけとしても知られていきそうです。