約5000キロ離れて“遠隔ロボット手術” 時差0.1秒 シンガポールと日本を結んで実証実験

愛知県豊明市とシンガポール…およそ5000キロを結ぶ「遠隔ロボット手術」の実証実験が行われました。
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これは愛知県の藤田医科大学と、シンガポール国立大学を結んで行われたもので、藤田医科大学が海外の大学と結ぶ初めての実証実験です。10月12日、実験は国産の手術支援ロボット「hinotori(ひのとり)」を使い、シンガポールに設置された操縦席から日本のロボットを操作しました。
CBC
遠隔手術には、国際海底ケーブルを使用したネットワークが使われました。(藤田医科大学 星長清隆理事長)「手術指導という目的では、今回の実証実験は成功であったと考えている次第でございます」
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5000キロ以上離れていますが、操作の際に生じる時差はわずか「0.1秒」。今回の実証実験が成功したことを踏まえ、今後、藤田医科大学は内外の遠隔手術支援を通して高度な医療技術を広めていく考えです。