頭上の機械が落下…大手自動車部品メーカーの工場で事故 40歳社員が死亡 同僚らとメンテナンス作業中に

愛知県豊田市にある自動車部品メーカー「林テレンプ」の工場で12日朝、機械が落下する事故があり、40歳の男性が下敷きとなり死亡しました。

12日午前6時半前、豊田市亀首町の林テレンプ本社工場から「機械が落ちて、下にいた人の意識がない」と消防に通報がありました。

駆けつけた救急隊が、部品の型を取る機械の下で倒れている社員の吉岡和輝さん(40)を助け出しましたが、頭を強く打っていておよそ1時間半後に死亡しました。

機械は乗用車1台分ほどの大きさがあり、しゃがんで作業していた吉岡さんの頭上約80cmの高さから落下したということです。

当時、吉岡さんは同僚2人と機械のメンテナンス作業中で、警察は安全管理に問題がなかったか調べています。