新潟県長岡市にある酒の大塚屋が9月22日に新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けたことが分かりました。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、酒の大塚屋は1980年11月に設立した酒類販売業者で、店頭小売に加えて卸業務も行い、2020年9月期には売上高9700万円を計上しました。
しかし、2022年10月に酒類販売免許を巡る税務署の指摘を受け、小売以外の事業ができなくなり、これ以降の売上高は激減。また、この事態を重く見た金融機関の支援が受けられず、県保証協会が代位弁済を実行するなど資金繰りもひっ迫していました。こうした中、事業継続が困難と判断し、今回の事態となったと言うことです。
負債総額は約3180万円でした。