〈アルビL〉“初タイトル”をかけた試合の行方は… WEリーグカップ決勝で広島と対戦!【新潟】

アルビレックス新潟レディースは、WEリーグカップ・決勝で広島と対戦。初のタイトルをかけて臨んだ試合はPK戦までもつれこむ展開となりました。

10月14日、神奈川県の等々力陸上競技場で行われた、女子サッカー・WEリーグカップの決勝。

【アルビL 平尾知佳 選手】
「戦っている気持ち、負けない・勝ちたいという気持ちを前面に出すのはもちろん、いい攻撃が出せるようにやっていきたい」

【アルビL 川澄奈穂美 選手】
「頑張る。絶対優勝する」

グループステージを突破し、初の決勝進出を果たしたアルビレックス新潟レディースは、クラブ史上初のタイトルをかけ、サンフレッチェ広島レジーナと対戦しました。

試合は、アジア大会で活躍した中嶋がポジションを取る広島の左サイドから攻め込まれ、ペースを奪われます。

前半にアルビが放ったシュートはわずか1本だったのに対し、広島には5本のシュートを打たれますが、日本代表のゴールキーパー平尾のセーブなどで得点を与えません。

スコアレスで試合を折り返し迎えた後半終了間際。アルビにチャンスが訪れます。

ゴール前の混戦からこぼれたボールを川澄。シュートは枠を捉えていたものの、相手の体を張った守りに阻まれます。

その後もアルビが攻撃をたたみかけますが、得点を奪うことができず、試合は延長戦へ。

試合時間が90分を超える中、懸命に足を動かす選手たち。すると延長前半9分、川澄のロングボールを道上が胸でトラップしシュート。ここは相手キーパーの好セーブに阻まれ、得点ならず。

120分が経過してもゴールネットが揺れることはなく、試合はPK戦へ突入します。

アルビ・広島ともに2本目までは互いにPKを決め合いますが、その後2本連続で枠を捉えられなかったアルビ。クラブ史上初のタイトル獲得に王手をかけながら、惜しくも準優勝という結果に終わりました。