歴史の大須か ディープな今池か…商店街の綱引き大会で名古屋を盛り上げ 30対30ガチンコ勝負の行方は

名古屋市を代表する商店街「大須」と「今池」のガチンコ綱引き勝負が、SNSで話題になりました。勝負の行方は…。 先日、SNSに投稿されたある画像が話題になりました。それが「大須VS今池」です。投稿したのは大須商店街で、今池商店街に向け挑戦状を叩きつけました。
1912年(大正元年)に誕生した大須商店街は、ド派手な万松寺に食べ歩きグルメ、コンセプトカフェなど名古屋の一大観光地です。
大須商店街にいた人:「大須の方がなじみがある、今池はなじみがないね」別の人:「(Q.今池のイメージは?)なんかプライムツリーがある方ですよね…。あ、赤池だ!」 今池商店街は昭和40年(1965年)ごろ誕生しました。ライブハウスに今池プロレス、レトロな居酒屋などが立ち並ぶディープな商店街です。
今池商店街の人:「商店街の皆さんが団結して、力を合わせてやってますけども」 決戦の地は、10月15日に大須で行われた「大道町人祭(だいどうちょうにんまつり)」です。勝負は綱引きです。両チームのリーダーは…。
大須商店街のリーダー:「万が一大須が負けたら、大須のシンボル提灯を大須から今池に変えたろやないか!」
今池商店街のリーダー:「おっさんばっかじゃねーか。(負けたら)土下座した写真を、今池の飲食店に貼らさせていただきます」
30人対30人のガチンコ綱引き。プライドをかけた絶対負けられない戦いが始まりました。
両者、全力で綱を引き合いますが、今池が引きずられていき、大須商店街が勝利。
大須商店街のリーダー:「楽しかったけど、むちゃむちゃ疲れました。危なかったです。提灯を今池に変えられなくてよかったです」
今池商店街のリーダー:「悔しいです。強かったっす。おっさんばっかだと思ってたんですけど、意外とやりおるもんですね」
終わった後は仲良く記念撮影。今回の綱引き大会は、商店街をお互い盛り上げようと企画されたイベントで、仲も深まったようです。
実行委員長の樋口さん:「商店街の中で盛り上がりが生まれて、さらにそれが街の盛り上がりになってそれが広がって名古屋の盛り上がりになればいいんじゃないかなと思います」