処分費用4200万円浮かせたか…解体工事で出たコンクリ等213トン不法投棄の疑い 産廃会社の社長ら2人

家の解体工事で出た廃棄物を不法投棄したとして、愛知県豊川市の産廃会社の社長が逮捕されました。

愛知県豊川市の産廃会社・大栄工業の社長、佐野諭容疑者(74)ら男2人は、ことし2月ごろ、新城市内に購入した土地に家の解体工事で出たコンクリートや瓦など213トンを不法投棄した疑いが持たれています。

佐野容疑者の会社の従業員が不法投棄をしているところを警戒中の県の職員が確認し、刑事告発していました。

警察は2人の認否を明らかにしていませんが、これまでに約3600トンを不法投棄し、浮かせた処分費用は4200万円に上るとみて調べています。