「チャッキー人形」を使った強盗未遂事件が発生 逮捕後に記念撮影した警官が物議

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ホラー映画『チャイルド・プレイ』のキャラクター人形を使い、強盗を働いた男が逮捕された。事件後、人形に手錠をかけた警官の職務怠慢も問題となっている。『The Independet』や『BNN Network』が伝えている。

メキシコで、カルロス’N’という男が「チャッキー人形」を利用し、強盗未遂事件を起こしたとして逮捕された。
この人形は、1988年のホラー映画『チャイルド・プレイ』の悪名高いキャラクターとして知られている。連続殺人犯の魂が憑依し、一家を恐怖に陥れる役どころだ。
男はこの人形に大きなナイフを持たせ、被害者を脅して金を取ろうとしたものの逮捕された。この異常行動は、違法薬物の使用によるものだという。

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事件後、チャッキー人形も警察署に連行されて手錠をかけられたが、この取り扱いが議論の的となった。
人形に手錠をかける行為は人々から笑いを誘った反面、ジャーナリストとともに悪ノリで記念撮影をした女性警察官は、仕事への不真面目さを上司から叱責されたという。
事件後、カルロス’N’は一晩留置所で過ごして釈放されたが、チャッキー人形の行方は不明だという。

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この異例の事件はネット上で話題となり、多くの人がホラー映画の人形が実際に逮捕される状況をユーモアと捉えたようだ。
その一方で、悪名高いホラー映画のアイコンが犯罪に利用されて逮捕されるという状況は、「犯罪とコメディの境界線が曖昧になっている」と警鐘を鳴らす人も少なくない。