中古車販売大手の「ビッグモーター」が20日、中部運輸局の「聴聞」を欠席し、行政処分が確定する見通しとなりました。
ビッグモーターをめぐっては、不正な保険金請求などが明らかになり、国土交通省は立ち入り検査を行った全国の34店舗を行政処分する方針を示していました。
このうち中部運輸局では、名古屋市港区の「名古屋茶屋店」に対し、民間車検場の指定取り消しなどの処分を検討していて、20日に会社側の言い分を聞く聴聞の場を設けましたが、ビッグモーター側は出席しませんでした。
中部運輸局では、この結果を踏まえ近く、指定取り消しの処分を確定させるとしています。