10月22日に開催された名古屋まつりの「英傑行列」で、信長役の男性が落馬して大けがをしました。いったい、何があったのでしょうか?
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こちらは21日、名古屋まつりの「英傑行列」の様子…信長役の根木浩路(ねぎ こうじ)さん(67)が馬にまたがり、両手をあげて手を振っています。この翌日の22日、根木さんは、パレード中に馬から落ちたのです。
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名古屋まつり協進会によりますと、事故が起きたのは中区の桜通大津交差点付近で、根木さんは全治3、4週間の大けがだということです。事故当時、根木さんは馬の手綱を持っておらず、両手を挙げて手を振っていたといいます。
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(目撃者)「バーンと馬が驚いて後ろ足を跳ね上げた。信長が両手をあげて手を振っていたから落下するにもどうしようもない」いったいなぜ、馬は驚いて後ろ足を跳ね上げたのか…こんな証言も。(目撃者)「ちょうど街宣車が通っていった。大きなボリュームで急に音がバッときたから馬が暴れたような感じだった。馬は信長の大事な場面だからやるべきだけれど、結局、ああいうことが起きるのを想定した考え方でやらないと」
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この事故を受け、名古屋市の河村たかし市長は。(河村たかし名古屋市長)「こうした事故が起こったことは非常に残念。負傷した方の1日も早い回復を願っている」また、今後の安全対策について。(河村市長)「馬に乗ったことが少しあるが、結構怖くて手綱を持たずにやると危ない。ヘルメットをかぶるという話にもなってくる。正しく事故原因の把握に努めて、それから考えさせてください」
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一方、去年、木村拓哉さんが信長役となった「ぎふ信長まつり」。ことしは11月4日から開催される予定で、馬を2頭貸し出す予定の岐阜・各務原市の乗馬クラブ「ホースファーム・カトー」では。
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馬の近くで太鼓を叩き、大きな音に慣れされる訓練を行っていました。(ホースファーム・カトー 加藤タエさん)「音を鳴らして馬が怖がらないかをチェックします。馬に我慢してもらうよう訓練します。この子は慣れているので(対策は)十分かと思います」
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岐阜市は名古屋まつりの事故を受け、安全対策を検討するとしています。