【中日】仲地礼亜、実戦デビュー 1回ぴしゃり「内容まだ上げられる」 プロ野球

[プロ野球2023 チバリヨー 県勢!!]
沖縄県読谷村出身で中日ドラフト1位の新人、仲地礼亜投手(22)=沖縄大=が15日、同村のオキハム読谷平和の森球場で行われた沖縄電力との2軍の練習試合で先発し、実戦デビューを飾った。一回に11球を投じ、見逃し三振を含む無安打で三者凡退に抑えた。近く、1軍に合流する。
仲地は、先頭打者には初球を振り抜かれ風に乗って外野へ飛んだが中飛で抑えた。2人目には4球目を打ち上げられて左飛。3人目には粘られたものの、6球目が外角低めに決まり、見逃し三振を奪った。直球、スライダー、カーブを投げ、いずれも直球で打ち取った。
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仲地はこの日、22回目の誕生日。「緊張はしなかった。自分の中でも気持ちよく投げられた部分もあったけど、少し力んだところもあった。まず無事に投げられて良かった」と振り返った。
その上で「内容的にはまだまだ上げていける部分はある。(現段階の仕上がりは)60、70点」と自己採点した。また「先発でしっかりやっていくため、長く投げたい」と次の登板に向け、意欲を示した。
初の実戦登板を観戦しようと、スタンドには多くのファンが詰めかけた。(平良吉弥)