陸上自衛隊V-22「オスプレイ」で空挺降下やってみた! 隊員お手製のローダーも

梱包物を機内に収容するとキッチキチ!
陸上自衛隊の第1ヘリコプター団は2023年10月22日、公式X(旧Twitter)でティルトローター輸送機V-22での物量投下および隊員降下の要領を検証したと発表しました。
実施時期は10月上旬で、検証は第1空挺団や需品学校とともに行ったそう。なお、公式Xで公開した画像では、投下する予定の梱包物をV-22に積載する際には、プラスチックパレットなどを使ってV-22の機内床の高さに合わせたローダーを作っている様子が確認できたほか、物資を投下する様子や空挺隊員が降下していく様子なども確認できました。
陸上自衛隊V-22「オスプレイ」で空挺降下やってみた! 隊員…の画像はこちら >>陸上自衛隊第1ヘリコプター団隷下の輸送航空隊で運用されているV-22ティルトローター輸送機(画像:陸上自衛隊)。
説明によると、検証する前には安全教育を実施し、搭載や縛着(ばくちゃく)などに関する隊員間の認識を統一するとともに、訓練における連携要領について確立したとのことです。
なお、オスプレイの機内容積は陸上自衛隊が運用する大型輸送ヘリコプター、CH-47「チヌーク」よりも小さく狭いため、載せられる車両はせいぜいオートバイ、もしくは4輪バギーまでです。
そのため、1/2tトラックや高機動車などの空中投下は、CH-47もしくは航空自衛隊の各種輸送機に任せる形になります。