暴力団の資金源か…名古屋駅周辺のホテルを経営する男ら逮捕 従業員を雇用保険に加入させず働かせた疑い

従業員を雇用保険に加入させず違法に働かせていたとして、名古屋駅周辺のホテルを経営する男らが逮捕されました。売上の一部は暴力団の資金源になっていたとみられています。

逮捕されたのは名古屋市中村区椿町にある「HOTEL URBAN(アーバン)」の実質的経営者・鈴置秀夫容疑者(64)と代表取締役の鵜飼祐史容疑者(53)です。

鈴置容疑者らは雇用保険に加入させる義務がある男性店長(55)を加入させず、ホテルで違法に働かせていた疑いが持たれています。

警察によりますと、4年前にホテルに立ち入り調査した際、違法な営業実態が確認され、現在も店長を含む5人の従業員全員が保険に入っていないということです。

認否は明らかにされていませんが、違法に得た売上金の一部が暴力団に流れていた可能性があるとみて調べています。