来季からプロ野球２軍リーグへの参加が内定している新潟アルビレックスＢＣ。新たにメインスポンサーとなった企業との共同会見が開かれ、新しい球団名が発表されました。
「新球団名は、オイシックス新潟アルビレックスベースボールクラブです」
１０月２６日、東京で開かれた会見で新球団名を発表したのは、アルビＢＣと、新たにメインスポンサーとなった食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地です。
２軍リーグへの参加には、資金面が大きな課題となっていたアルビＢＣ。今回、その資金面の課題をクリアにすべく、オイシックスとのメインスポンサー契約を結びました。
【オイシックス・ラ・大地 高島宏平 社長】
「野球の力は絶大であるということもあり、ぜひ、何らかの形で野球に携わりたいと。それから、新潟という地域にかなり関係があるので、そこに何とか貢献をしていきたいという思いがある。今回、縁があり、参加をさせていただくことになった」
創業時に、球団の筆頭株主となるＮＳＧグループの会長から支援をしてもらった縁もあり、県産食品も多く取り扱ってきたオイシックス。スポンサー契約への構想は５年以上前からあったと言います。
【オイシックス・ラ・大地 高島宏平 社長】
「日本一おいしい球団でもありたいというふうに思っている。食の部分で、もちろん選手の育成、それから勝負への準備という意味でも、食というのは非常に重要だと思う」
資金面をクリアにしたことで選手の確保や試合数増加への対応にも見込みがついたアルビＢＣ。来シーズンからもチームを指揮する橋上秀樹監督は目標について…
【新潟アルビレックスＢＣ 橋上秀樹 監督】
「次回のＷＢＣ、そちらの侍ジャパンに選手が送れるように、私が行くのではなく、選手が行けるように指導・育成をしていきたい」
読売ジャイアンツなどが所属するイースタンリーグに参加を予定しているオイシックス新潟アルビレックスＢＣ。
【新潟アルビレックスＢＣ 池田拓史 社長】
「短期間で、皆様に良い球団だねと言ってもらえるような球団経営の形を作れるように、これから精いっぱい努めてまいります」
新球団名となるのは１１月１日からで、ファームリーグへの新規参加は１１月末に正式決定されます。