岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で隊員3人が死傷した事件をめぐり、陸自は25日、中止していた射撃訓練を再開する方針を市に伝えたことがわかりました。
2023年6月、岐阜市の陸上自衛隊・日野基本射撃場で起きた事件では、訓練中に18歳の元隊員の男が自動小銃を発砲し、隊員2人が死亡、1人が大ケガをしました。
訓練をしていた守山駐屯地によりますと、事件後は射撃場の使用を中止していましたが、25日、岐阜市の柴橋市長に訓練を再開する方針を伝えたということです。
再開の時期は未定とした上で、安全管理のため規則に基づいて訓練を行うよう隊員に徹底させるなどと説明したということで、28日に地元の関係者に向けた説明会を開く予定です。