トヨタ自動車は、取引先のメーカーで起きた事故の影響を受けて一部の工場で止めていた稼働について、26日朝から全面的に再開しました。
今月16日、取引先のばねメーカー「中央発條」の藤岡工場で起きた爆発事故の影響で部品の供給が止まり、トヨタはグループ全体で最大8工場13ラインの稼働を停止していました。
設備の復旧で部品の確保ができた工場から順次稼働を再開させていましたが、26日から岐阜県各務原市の「岐阜車体工業」の工場も稼働し、全面的に再開したということです。
事故があった中央発條では、海外工場での代替生産などで対応を進めているということで、トヨタは今回の稼働停止による生産全体への影響を確認していくとしています。