「取れたては甘い 旬の時期にプリプリの『どろめ』食べて」 佐竹敬久秋田県知事が酷評のどろめをアンテナショップ広報がアピール

秋田県の佐竹敬久知事は25日、記者会見し、23日の講演で四国の食事を「メインディッシュがいいステーキだと思って開けたら、じゃこ天です。貧乏くさい」、高知県で水揚げされる魚「どろめ」を「あのうまくないやつ」とけなした自身の発言について「不穏当で不見識だった。四国の方に不快な思いをさせ、心からお詫び申し上げる」と謝罪した。
佐竹氏が酷評したどろめはカタクチイワシの稚魚。東京・銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」の広報担当者によると、高知では酒の肴(さかな)としてポン酢をかけて食べられる事が多く、産卵時期の春が旬だという。
広報担当者は佐竹氏に対し「とれたてのどろめは甘みが強い。旬の時期に高知に来ていただいて、新鮮でプリプリのどろめを食べていただきたい」とアピールした。