タメニーは10月24日、「変わる結婚式の準備・演出」に関する調査結果を発表した。調査は9月15日~10月1日、結婚式などをプロデュースする同社運営サービス「スマ婚」および「2次会くん」のスタッフ30人を対象に、インターネットで行われた。
○結婚式が多い月1位は「10月」
2023年度における結婚式のセレモニー実施件数(予定含む)を月別にみると、1位「10月」、2位「11月」、3位「9月」となり、憧れの季節「6月」は下から2番目という結果に。
○消えつつある演出1位は「キャンドルサービス」
また、近年の結婚式において準備や演出としてなくなってきているものを教えてもらったところ、「キャンドルサービス」が1位に。最近では、新郎新婦がゲストのテーブル毎に写真を撮る「フォトラウンド」という形に変化しており、「ゲストと交流する時間が増えました」「コストパフォーマンスもいいため、選択される方が多いです」とのこと。
次いで、2位「結婚報告ハガキ」、3位「紙の招待状」と続き、いずれもメールやSNSでの報告へと変化しているよう。
続いて、「ブーケトス」が4位に登場。最近では、ブーケではなく、コスメやお菓子など会場にいる誰でも受けとることができる内容に変化。「男性ゲストも参加ができるものを用意される方」や、「受け取った人が幸せというハッピートスとして、会場の全員が参加できるもの」を用意する人が増えているとのこと。
そして、5位は「引き出物」。かさばらず持ち運びにも困らない「カードタイプ」へと変化しているほか、「いくつか用意をして会場へ飾り、ゲストが自由に持っていくスタイル」も徐々に流行りつつあるよう。
○結婚式の演出、最新トレンドは?
そのほか、近年以下のような演出が流行っているとのこと。
ジャケットセレモニー
親御様から新郎様への最後の身支度
クロージングキス
挙式で誓いのキスをせず、挙式退場後にキス
サンクスバイト
ファーストバイトを好まない新郎新婦様は、友人にサンクスバイトをすることに移行
ムービー
ダイジェストエンドロールと記録ビデオの中間。当日の流れが30分程度でまとめられた、見やすい新時代のショートムービー
余興の準備は新郎新婦
余興を友人に頼むのではなく新郎新婦がゲストが楽しめる演出やイベント、ゲームなどを計画する方が圧倒的に増えた
エンゲージカバーセレモニー
結婚指輪交換の後に新郎が新婦に改めて婚約指輪を贈るセレモニー。婚約指輪が結婚指輪の蓋をするような形になることから、「二人が誓った永遠の愛に封をする」という意味があるという