サッカー明治安田生命J1リーグ・アルビレックス新潟は10月28日、京都とアウェーで対戦しました。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「全ての勝ち点を取って、少しでも高みを目指していきたい」
試合前、松橋監督がこう意気込みを語ったアルビ。高い位置からのプレスが特徴の京都を相手に、右サイドの松田が積極的に仕掛けます。
前半20分、太田のスルーパスに反応した松田がキーパーと1対1となり、冷静に流し込みますが、これはオフサイドの判定。
それでも前半33分、藤原とのワンツーで抜け出した松田が相手に倒され、フリーキックのチャンスを獲得します。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「セットプレーからの得点というのは、そんなに多くないが、そこを下を向かずに、日々セットプレーのコーチとともに、みんなで色々と話し合いながら詰めてきた結果だと思う」
キッカー高木の放ったボールに渡邊が左足で合わせ、先制に成功します。
【アルビレックス新潟 渡邊泰基 選手】
「マークがうまく外れたので、質の高いボールを蹴ってくれた。練習のときから、高木選手からいいボールが来ていたので、決められてよかった」
今シーズン2点目を挙げた渡邊。実は、9月の横浜FC戦でのJ1初ゴールも高木のアシストでした。
相性のいいコンビによるゴールで1点をリードし、迎えた後半。その渡邊を中心に、京都の反撃に対して落ち着いて対応します。
後半34分には190cmの長身を誇る京都・木下がクロスに頭で合わせますが、ここは小島がファインセーブ。
1点を守りたいアルビは後半37分、ボランチの高に代えて、センターバックの舞行龍を投入し、今シーズン初めて見せる5バックで守りを固めます。
最後まで集中して1点を守り切ったアルビ。1ー0で勝利し、勝ち点3を獲得しました。
【アルビレックス新潟 松橋力蔵 監督】
「残りの試合、全て勝ち点を取るという気持ちを持って戦う。それを実現していきたい」
勝ったアルビは勝ち点40で10位に浮上しました。今シーズン、残りは3試合。全て勝てば、最高6位で今シーズンを終えることができます。
そして、最終順位が一桁になると、Jリーグから理念強化配分金が支給されます。その額は9位で5000万円、8位で6000万円、6位だと9000万円となっています。
次の試合は11月11日、ホームで現在11位のFC東京と対戦します。