31日はハロウィーンです。名古屋の聖地、「オアシス21」やその周辺では、雑踏事故などを警戒し、厳戒態勢が敷かれています。子供たち:「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ」店の人:「いたずらイヤだからあげるよー!どうぞー!」 ミニオンにウォーリー、思い思いの仮装をした子供たち。10月28日、名古屋市中区の大須商店街で開かれたハロウィーンパレードでは、子供たちがお店の人からお菓子をもらって、大喜びしていました。
大須商店街のパレードでは多くの人が楽しんでいましたが、名古屋のハロウィーンの「聖地」では真逆の光景が広がっていました。 名古屋のハロウィーンの“聖地”、栄のオアシス21は28日、午後6時を迎えると一部のエリアにフェンスが置かれ、立ち入ることができなくなりました。
2023年は混雑によるトラブルを防ぐため、28日から30日まで地上の「緑の大地」と屋上の「水の宇宙船」が午後6時から入場禁止となりました。
ハロウィーン当日の31日は、バスターミナルに関連するエリアを除く全てが午後5時から閉鎖され、地下の店舗は終日閉店となります。女性:「安全面だったり、あまりにも混雑することも緩和してもらえると思うので、いいことかなと思います」 去年2022年も地下や屋上を閉鎖しましたが、地上に多くの人が殺到したため、2023年は地上も立入禁止になりましたが、それでも周辺には仮装した人たちの姿がありました。
仮装した男性:「(規制は)大事だと思うんですけど、ちょっと名古屋に関していうと、やり過ぎ感があります」 またオアシス21が閉鎖され、すぐ隣の「ヒサヤオオドオリパーク」でも、ハロウイーンに向けて雑踏事故などが起きないよう、警備態勢を強化していました。
ヒサヤオオドオリパークでは、ハロウィーン当日の31日は臨時警備員を配置するほか、30日と31日はオアシス21に近い一部の通路を閉鎖しています。
また水辺の照明や、中部電力MIRAITOWERは、30日のライトアップを午後10時までに短縮するほか、31日はライトアップしないことを決めています。 異例の厳戒態勢で迎える名古屋のハロウィーンをどう楽しむのか、街の人に聞きました。女子大学生:「普通に学校に行ってバイトします。閉鎖して環境や身の安全を守るのは大事なのかなと」男子大学生:「みんなが違う場所に集まったらそこに入ろうかなと。白川公園とか大きな公園に集まりそうな気がするので。人に迷惑をかけない、犯罪に巻き込まれないよう気を付けながら楽しみたいと思います」