「泣いた」「優しいね」 ケガをした子猫に寄り添う猫 動画に反響が上がったワケは?

モロッコにある動物病院がTikTokに投稿した動画に注目が集まっています。
獣医師のメリエム・イムラニ(vetimrani)さんが経営する『イムラニ獣医学診療所』に、事故でケガをした子猫が運び込まれました。
幸い命に別状はなく、ケガの治療を受けた子猫はメリエムさんの診療所に入院することになります。
彼女は診療所内で過ごす子猫の様子を公開したところ、反響が上がりました。
その動画がこちらです。
診療所の待合室のイスの上で、子猫と寄り添っているのは、母猫ではありません。
この猫はリコくんといい、診療所で飼っている猫なのです。
ケガをした子猫を慰めるように、子猫の体を舐めているリコくんは、まるで我が子を愛しむ父親のよう。
「私たちのリコはケガをした子猫の世話をするのを手伝ってくれました」とつづられた動画を見た人の中には、リコくんを子猫の母親だと勘違いした人もいたようです。
・「心配しないで。ママが一緒にいるよ」っていってそう。
・優しい看板猫ちゃんですね。どうか元気になってほしいです!
・泣いてしまった。動物は人間よりも共感力があるよね。
・お母さんじゃなくてそこに住んでいる猫なんて、さらに素晴らしいことだと思う!
メリエムさんやリコくんの献身的な世話の甲斐あって、子猫は順調に回復しているといいます。
リコくんはとても優しい性格で、過去にも診療所でほかの子猫の世話をしている様子が投稿されていました。
ケガや病気をした子猫に、親の愛情が必要だということが分かっているでしょう。
この子猫が、リコくんという猫の看護師さんに守られて、早く元気になるといいですね。
[文・構成/grape編集部]