子供がおもちゃをぶつけて破ってしまったふすま。
筆者の家の子供はまだわんぱくざかりで、ちょっと気を抜くと、すぐにふすまに穴があいてしまいます。
放っておくと、子供がいたずらをしてふすまの穴はどんどん広がってしまうので、「手軽に直せる方法はないかな」と思っていました。
そこで、本記事ではハガキや名刺を使ってふすまを補修するライフハックを紹介します。
用意するものは、爪楊枝、はさみ、のり、ハガキもしくは名刺です。
ふすまの穴の大きさによって、ハガキか名刺、どちらを使うかを決めましょう。どちらも、ふすまの台紙代わりになります。
筆者が補修するふすまの穴は思いのほか大きかったため、ハガキを使って挑戦!
大きめの穴だと子供の手が入ってしまい、小さい穴だと子供が指で穴を広げてしまうので見極めてくださいね。
では早速、ふすまの補修をスタート。
まずは破れた衝撃で穴の内側に入り込んでしまったふすま紙を、爪楊枝で外側に引っ張り出します。
多少面倒でも、少し時間をかけて爪楊枝で外側にふすま紙を出しておきましょう。
ちなみに、筆者の家では以前から花柄のふすま紙を使用しています。
次にふすまの破れた部分を補修する土台を作りましょう。ここでハガキか名刺を使います。
もちろん厚紙でも大丈夫!土台になりそうな薄くて硬めの紙を準備してくださいね。
ハガキは、このままでは入らなそうだったので、ふすまの穴の大きさに合わせてカットします。余裕をもって、穴より少し大きめに切るといいでしょう。
カットしたハガキを、ふすま紙と下地の茶ちり紙の間に差し込みます。
「ちょっと大きく切りすぎたかな」と思いましたが、スポッときれいにハガキが入りました。
ハガキは薄くて少し不安でしたが、入れた後に触ってみると頑丈そうで、ふすまのいい土台になりそうな予感。
ハガキと穴のサイズがピッタリであることを確認したら、差し込んだハガキにのりを付けていきましょう。
筆者は破れた部分が大きいのでのりをハガキに直接付けましたが、破れや穴が小さい場合は、爪楊枝の先にのりを付けて作業をするといいですよ!
のりをまんべんなくハガキに塗ったら、指でふすま紙とハガキを圧着させましょう。
優しく押し出すようなイメージで貼っていくと、きれいに穴がふさがります。細かいところは爪楊枝で整えてみてください。
完璧ではないものの、遠目から見たらだいぶ目立たなくなりました!
「ふすまの張り替えはしたいけれど、なかなか重い腰があがらない」という人におすすめのライフハック!
穴が広がらないための応急処置にピッタリだと思いました。幼い子供がいる筆者の家ではしばらくの間、重宝しそうです。
使わないハガキを使うだけの手軽で簡単な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]