アメリカのミネソタ州で優しい飼い主(deafdogofmn)さんと暮らす、犬のピーウィーくん。
ブルテリアミックスのピーウィーくんは、耳が聞こえません。
それでもピーウィーくんは飼い主さんとしっかりとコミュニケーションがとれるのだそう。
「お手」や「お座り」「伏せ」「ボールを取ってきて」など、あらゆる指示を手話で覚えているのです。
ある日、飼い主さんは寝ているピーウィーくんをトイレに行かせるために起こす必要がありました。
しかし、部屋の電気を点滅させてもピーウィーくんは気付かずに眠っています。
そこで飼い主さんの6歳の娘さんが起こしに行きました。
その様子を撮影した動画を投稿したところ、大きな反響が上がったのです。
駆け寄った娘さんは、寝ているピーウィーくんの顔にそっと触れます。
そして目を覚ましたピーウィーくんに「トイレの時間だよ」と手話で知らせてあげました。
娘さんの起こし方は、ピーウィーくんを驚かせないようにしているのが分かりますね。
動画には、娘さんの優しさに対する称賛の声が寄せられています。
・この子の犬に対する優しい接し方がとても好き。
・かわいすぎる。娘さんはこの犬とコミュニケーションをとる、あらゆる方法を知っているね。
・感動してうるっときた!
娘さんはピーウィーくんと手話でコミュニケーションをとるのが大好きなのだそうです。
飼い主さんがピーウィーくんに教えた手話は、ほかにもいろいろあるのだとか。
「散歩」「ごはん」「おやつ」などのほか、「いい子だね」という褒め言葉も手話で表現します。
また、出かける時には必ずピーウィーくんに投げキッスのしぐさで「行ってきます」、続けて「いい子だね」と伝えるそう。
これならピーウィーくんが、家族がいなくなったと思い、不安になることはないでしょう。
耳が聞こえなくても、こんなふうに飼い主さんとコミュニケーションがとれたら、ピーウィーくんはいつも安心していられるでしょうね。
[文・構成/grape編集部]