電子マネー被害防止コンビニ店員に感謝状 館山署、高齢客に声かけ 電話de詐欺

電話de詐欺の被害を防いだとして、館山署(松本丈史署長)は、館山市のコンビニ、セブン-イレブン館山真倉店の店長、松野真衣さん(43)と従業員の加藤和美さん(51)に署長感謝状を贈った。
同署などによると、8月16日午前10時ごろ、同市の80代男性が高額な電子マネーカードを購入しようとしたため、加藤さんが使用目的を聞くと「パソコンがウイルスに感染した。電話をしたらカードを3万円分買うように言われた」と答えたことから詐欺を疑い、松野さんに報告。松野さんが説得し、同署に通報して被害を防いだ。
同店では、詐欺被害を防ぐため高額な電子マネーカードを購入しようとする高齢者への声かけを徹底しているという。加藤さんは「声をかける時は間違っていたらどうしようと思ったが、詐欺を未然に防げて良かった」と話した。