「蚊に刺されやすい人」の特徴が調査で明らかに – 血液型で多いのは?

アイスタットは10月31日、「蚊に関する調査」の結果を発表した。調査は10月16日、全国の20歳~69歳の男女300人(男性172名、女性128名)を対象に、Webアンケート形式にて行われた。

調査によると、「蚊に刺されやすい」という人は52%。属性別にみると、「20・30代」「男性」「未婚」「近畿地方」で多い結果に。一方、「蚊に刺されにくい」人が多いのは、「40代」「女性」「既婚」「北海道・東北地方」。

また、蚊が発生する時期に「蚊取り線香」や「置き型・つるすタイプの虫よけ」「蚊が嫌う芳香剤」などを「設置していない」人は 31.0%。「蚊が出没した時のみ」設置する人は20.7%。蚊よけを設置している人の「蚊に刺されやすい」割合は80.8%、「蚊に刺されにくい」割合は56.3%であったことから、蚊に刺されやすい人ほど、設置して蚊よけ対策を行っていると言えそう。

同様に、蚊に刺されやすい人の特徴を探るべく、周囲の環境や体質などを調べた結果、蚊に刺されやすい人は、刺されにくい人よりも「家の周辺に植栽・水溜まり、室内に植木鉢などがある」「飲酒量が多い」「平熱が高い」「黒色の服を着る」「汗っかきである」「肥満・ぽっちゃり型」という特徴があることが明らかに。

また、血液型については、「A型」「O型」「AB型」を回答した人は「蚊に刺されやすい」の方が多く、「B型」を回答した人は「蚊に刺されにくい」の方が多かった。さらに、「蚊に刺されやすい人」と「蚊に刺されにくい人」の差が最も大きかった血液型は、「蚊に刺されやすい人」に着目すると、「AB型(差4.6%)」であったことから、今回のアンケート結果では、ちまたの噂や研究で言われている「血液型がO型の人は蚊に刺されやすい」と異なる結果となった。