生きたタコが喉に貼り付き82歳男性が死亡 韓国伝統料理「サンナクチ」を食べ…

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母国の伝統料理を口にした高齢男性が、悲劇に見舞われ亡くなった。イギリスの『Mirror』や『INDEPENDENT』が報じている。

10月23日の朝、韓国南部の都市である光州(クァンジュ)に暮らしていた男性(82)が、「サンナクチ」と呼ばれる伝統料理を食べていた。生きたままのタコを食べる直前にぶつ切りにし、塩を混ぜたごま油などで食べる料理だ。
韓国では、タコは美容や滋養強壮に良いとされており、このサンナクチは昔から人々に親しまれてきたという。

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しかし、男性はまだ動いているタコを飲み込もうとした途端、足の吸盤が喉に貼り付き、窒息してしまった。
それが原因で心臓発作を引き起こし、救急隊が駆け付けたものの、すでに心肺停止状態に。懸命に心肺蘇生法などが行われたが、男性は搬送先の病院で死亡が確認された。

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このような死亡事故や重大な健康リスクを引き起こすとして、サンナクチは近年物議を醸している。
タコは小さく切り、よく噛んで食べるよう言われているものの、ソウル市消防災害本部によると、2007年から2012年の間に3人が亡くなっているという。
またその翌年にはさらに2人が、2019年にもサンナクチを食べた高齢者の死亡がそれぞれ報告されていた。

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国内での物議に反し、最近では「スリルがある」などと注目を集め、SNSにアップする外国人旅行客が急増しているそうだ。
だがじつはイギリスの日刊紙『The Sun』に、サンナクチは「世界の危険な食べ物」として選ばれている。
他にも日本のフグをはじめアフリカ・ウシガエル、ベトナムのキングコブラの毒で作ったカクテルなども、リストアップされているようだ。