青木理氏、「サンモニ」で建設費が倍増の「大阪・関西万博」に提言…「引き返す勇気が必要」

TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は5日、今月2日に政府が当初1250億円と見込まれていた大阪・関西万博の会場建設費が2倍近くの額になることを受け入れたことを報じた。
建設費は、2020年に600億円増額し、そして先月、さらに500億円増額し最大で2350億円となる見込みが示された。西村康稔経済産業大臣は「今回の増額は物価・労務費の上昇ですので、私どもとしてはやむを得ない」と述べた。
コメンテーターでジャーナリストの青木理氏は建設費の増額に「建築資材の値上がりから人手不足。これでも多分済まないですよきっと。もっと高くなると思うんです」と指摘した。
さらに「しかも維新と政権が責任の押し付け合いみたいなことをしている無残を考えると、汚職だったりとかにまみれだった五輪もそうですけど祝祭資本主義的な、しかもIR、カジノの露払いみたいな万博?」とした上で「僕は個人的な意見ですけど一回決めたことは引き返せないじゃなくて、引き返す勇気が必要じゃないかなと僕は思います」と提言していた。