青木理氏、「サンモニ」で柿沢未途法務副大臣と山田太郎文科政務官の辞任に見解…「適材適所のインチキ性みたいなものが露わ」

TBS系「サンデーモーニング」(日曜・午前8時)は5日、自民党衆院議員の柿沢未途法務副大臣が10月31日に東京都江東区長側の公選法違反事件に関与したとして辞表を提出し受理されたことを報じた。
第2次岸田再改造内閣の政務三役では女性との不適切な関係を認めた山田太郎文科政務官に続き2人目。岸田文雄首相は31日の参院予算委員会で「任命権者としての責任を重く受け止めている」と述べた。
コメンテーターでジャーナリストの青木理氏は、政務三役の任命時に岸田氏が「まぁ『適材適所』とおっしゃっていたわけですけれど」と振り返り「それを信じている人は、ほとんどいないと思うんですよね。要するに派閥順送り、年功序列みたいな形で男ばっかりで批判を浴びて、相次いで2人辞めたんですけれど」とコメントした。
さらに「辞め方が法務副大臣が選挙買収、しかも現金ばらまいたんじゃないかという疑惑まで出てきている。それから文科政務官が女性との不適切な関係で辞めるっていう…それぞれの本当に職務に密接した不祥事で辞める。ブラックジョークって言ったら言いすぎかもしれませんけど適材適所のインチキ性みたいなものが露わになっている。岸田政権の政権としてのダメージも相当大きいんじゃないでしょうかね」と指摘していた。