FJネクストホールディングスは11月8日、単身者が選んだ「住みたい街ランキング2023」を公開した。調査は10月2日～4日、首都圏(1都3県)でひとり暮らしをする20～30代の未婚男女1,600人(性年代均等割付)を対象に、インターネットで行われた。
「今、住みたい街はどこですか?」と質問したところ、6年連続で「吉祥寺」が1位に。続く2位は「横浜」、3位は「新宿」となり、トップ3は昨年と変わらず。いずれも、「おしゃれ」「便利」「都心へのアクセスが良い」といった理由が多かったほか、「吉祥寺」は「公園があり自然豊か」「穏やかな感じがする」「本屋が多い」といった理由も。また、「横浜」は「夜景」や「海が近い」ことも魅力のよう。「新宿」は「職場の近く」「都会だから」といった理由もあがった。
続く4位は「東京」。昨年6位から順位を上げ、初のトップ5入りに。3位の新宿に8票差に迫る勢い。「便利」「職場に近い」といった理由が大半を占めたが、ランニングコースとしての評価なのか「皇居が近い」といった理由もあった。
5位には「渋谷」がランクイン。「便利」「交通の便が良い」「施設が多い」といった理由が多かったほか、「トレンドの最先端」「インターナショナルだから」「常に盛り上がっていて楽しい」という声も。
以下、「中目黒」(12位→8位)や「武蔵小杉」(18位→11位)、「大井町」(33位→19位)などが上昇。一方、昨年10位だった「大宮」が16位に順位を落とした。
「単身者にお薦めしたい街はどこですか?」と聞いたところ、「横浜」が「吉祥寺」を抑え1位に。また、「中野」が3位にランクイン。「交通、買い物、住みやすさのバランスが良い」「安くて美味しい店が多い」の他、「家賃が安い」などコスパ面を評価する人も。続く4位には、「新宿」と「東京」がランクインした。
また、「中野」の他にトップ10では「高円寺」「北千住」「大宮」「練馬」、10位～20位では、「赤羽」「荻窪」「蒲田」「川崎」「町田」といった街がランクインしているのが特徴的で、「今、住みたい街」とは一味違った結果となった。