たばこの火押し付けられ腕切断 介護士に暴行容疑の老人ホーム経営者ら逮捕

福岡県警久留米署は28日、介護士の男性(44)にたばこの火を押し付けるなど暴行し重傷を負わせたとして、傷害の疑いで、男性が勤務していた介護付き有料老人ホーム「デュオ久留米」(福岡県久留米市)の経営者、鳥巣栄一容疑者(38)=久留米市、従業員、武田雅宏容疑者(25)=佐賀県神埼市=を逮捕した。

逮捕容疑は、昨年7月中旬~9月上旬、施設などで日常的に男性を殴ったり蹴ったりするなどの暴行を繰り返した疑い。

久留米署によると、男性はやけどの化膿(かのう)が原因で左腕を切断したほか、衰弱し自分で歩けない状態となった。昨年9月、衰弱状態の男性が県内の病院に救急搬送され、病院が警察に通報し発覚した。